定食屋「フクラ家」を直営展開するシオ井(東京都千代田区)は11月9日、横浜・伊勢佐木町に「フクラ家 伊勢佐木町店」(TEL 045-252-2241)をオープンする。
同店は、天日乾燥の無農薬米、平飼い有精卵、南部シロメ大豆と岩手山伏流水で仕上げた豆乳を元に店舗で毎日手作りする寄せ豆腐など、「安心・安全面に配慮した」素材を使用したメニューを提供する「定食屋」で、横浜への出店は初。店舗面積は37坪で、席数は48席。
メニューは12種類の主菜が日替わりで登場する日替り定食(690円)、鶏南蛮とメンチカツの盛り合わせのフクラ家定食(770円)、玄米粥定食(440円)など約70種類。想定均客単価は800円と既存定食チェーン店よりもやや高めの設定だが、食材の鮮度や現場調理度を高めた「手作り感」とトレーサビリティーを備えるなどの食材の安全面への配慮で他店との差別化を図るという。
オープンを記念して9日・10日の2日間、定食の注文者全員に「フクラ家特選米1キロ(800円相当)」を進呈する。同社の広報担当者は「店のコンセプトは『日常の食事をもっと豊かに』。来週からは洋食メニューも登場するのでお楽しみに」と話している。営業時間は11時~23時。年中無休。
同社は資本金1,000万円で2003年に会社設立後、2004年12月に1号店となる「高田馬場店」をオープン、その後東京都内に2店を展開し、伊勢佐木町店は4店目となる。現在は直営店舗のみを運営するが、今後フランチャイズ展開も視野に入れていくという。