横浜で「中国映画祭」-女性監督作品や初公開作品も

映画祭では日本未公開作品の上映も(写真=「上海ルンバ」のポスター)

映画祭では日本未公開作品の上映も(写真=「上海ルンバ」のポスター)

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 11月26日から29日までの4日間、パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)などで「横浜中国映画祭2006」が開催される。

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 映画祭のテーマは「女性と上海」で、女性監督作品や女性をテーマにした映画など計6本を上映する。上映作品は、彭小蓮(パン・シャオレン)監督作の「上海家族」と「上海ルンバ」、俳優の渡部篤郎さんが出演した日中合作作品「最後の恋、初めての恋」の徐静蕾(シュー・ジンレイ)監督作「Dreams May Come」、謝飛(シェ・フェイ)監督作「チベットの女/イシの生涯」、李継賢(リー・ジーシアン)監督作「思い出の夏」、張加貝(ジャン・ジアペイ)監督の2006年第17回日本ゆうばり国際ファンタスティック映画祭入選作「陶器人形」。「上海ルンバ」と「Dreams May Come」は日本初公開。

 事務局担当者は「上映作品は、従来の中国カンフー・アクション映画とは異なる第6・第7世代と呼ばれる監督の作品を集めた。女優であり同時に監督でもある徐監督の作品と彭監督の『上海3部作』の2作品は個人の心理を描くなど、今までの中国映画とは全く違う作品」と上映作の見所について話している。

 26日15時から、パシフィコ横浜でオープニングセレモニーが開催される。ゲストの彭監督、「上海家族」主演男優の孫海英(スン・ハイイン)さん、主演女優の呂麗萍(ルー・リービン)さんによる舞台挨拶と中国武術やダンス劇、アカペラなどのパフォーマンスの後、16時から同作品を上映する。27日から29日までの上映会場は県民ホール(横浜市中区山下町3)。

 映画祭のチラシや公式ウェブサイトでは、横浜中華街の情報を発信し、映画祭の来場者に中華街を回遊してもらうためのクーポンマップの掲載なども行う。チケットは1日券=1,500円(前売り=1,000円)、通し券=2,500円(前売り=2,000円)、高校生以下=700円。

横浜中国映画祭2006

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