市民活動やアーティスト活動の拠点「ZAIM」(横浜市中区日本大通)は11月25日より、別館3階で展覧会「Boundary:Seven Artists in Yokohama」を開催する。
同展は、国境、国籍、表現方法や形態などの「Boundary(=境界)」に囚われずに活動する国内外のアーティストが「境界」をテーマに、写真、ビデオ・サウンド、ドローイング、インスタレーション、ペインティング、パフォーマンスなどを通して表現を行うもので、参加アーティストは、建築を学んだ後写真家に転向した新良太、ベルリン在住のバスク人アーティストMattin、スコットランド・グラスゴー出身のJack McLean、ヨーロッパでの展覧会実績のある杉山啓子、イングランドで生まれ育ったEiji Suzuki、パフォーマンスアーティストのロマンス小林&ゴールデン鈴木の7人(敬称略)。
同展のキュレーターを務める篠原睦さんは「抽象的なテーマを、分野の異なる作家がどのように表現し、その作品を来場客がどのように受け止めるかがこの展覧会のポイント」と話している。
25日19時からは参加アーティスト全員による「アーティストトーク」が開催されるほか、ゴールデン鈴木&ロマンス小林による「Boundaryさんへの手紙」の公演、Mattinによるライブパフォーマンスが行われる。開催時間は平日=11時~18時、土曜・日曜日=11時~19時。12月10日まで。(写真=参加アーティストMattinのビデオ映像作品)