12月1日、山下公園通りで冬季誘客の促進を図るための実験事業「横浜光のプロムナード」が始まる。

　同事業は、横浜観光コンベンションビューロー（横浜市中区山下町）などが推進するプロモーション事業「横濱ブリリアントウェイ」の一環で、中にLED2球を装備した直径15センチの透明プラスチック製の「光のボール」を、約250メートルの山下公園通り沿いの樹の下に設置し「光のプロムナード」を作る試み。横浜が開港150周年を迎える2009年までの3年間で「光の道」を延長し、みなとみらい、赤レンガ倉庫、伊勢佐木町、元町、中華街などで展開しているイルミネーションをプロムナードで結ぶことを目指す。

　事務局では現在、同事業への市民サポーターを募集している。協賛料3,000円で光のボール1個の設置ができるほか、希望によりボールにメッセージを書き、装飾するワークショップへの参加もできる。また、参加者には市内施設で割引特典が受けられる「光のプロムナード参加証明書」が発行される。

　イルミネーションの点灯時間は日没～24時。来年2月25日まで。会期後は、事務局がボールを管理する。

　横濱ブリリアントウェイは、冬季の横浜の夜の活性化に向けたムーブメント事業で、2009年の横浜開港150周年へ向けて、横浜の夜景を官民協働型で創出するのが目的。アドバイザーに夜景評論家の丸々もとおさんを迎え、「みなとみらいクリスマスファンタジー」「ハーバーライトファンタジー」「イセザキ町イルミネーション」「アートリンクin横浜赤レンガ」「横浜中華街春節燈花」など、各所のイルミネーションを光の導線で結んでいくプロジェクトを推進する。問い合わせは「横浜光のプロムナード」事務局（TEL 045-227-7449）まで。

「横濱ブリリアントウェイ」 市民サポーター大募集！