レンタル暗室の運営などを手がけるNPO法人「ザ・ダークルーム・インターナショナル」(横浜市中区日本大通)は11月25日、ZAIM(同)4階の同事務所内に写真ギャラリー「gallery CRADLE」(TEL 045-226-5226)をオープンした。
ギャラリーは、事務所に併設する幅=約2.1メートル、奥行き=約5.5メートルの白い壁のスペースで、展示可能な壁面の長さは約10.5メートル。企画展の開催のほか、展示ギャラリーとしての貸し出しも行い、天井に設置された可動式スポットライト5基と貸しフレームなどの設備を備える。ギャラリー使用は作品審査の上、1週間(6日間)単位で行われ、利用料金は6日間=52,500円、12日間=84,000円(会員料金有り)。オープンを記念し、同日から同NPO役員10人の作品計28点を集めた写真展を開催する。営業時間は11時~19時。水曜休廊。
ザ・ダークルーム・インターナショナルは、写真文化の保存・発展を目的として1999年に横浜市山下町で設立後、同地区を活動拠点にモノクロ写真を現像するためのレンタル暗室「THE DARK ROOM」の運営や、映像教育を目的としたワークショップの開催、海外の写真コンテストの事務局業務などを行い、今年7月にZAIMに移転した。現在の会員数は650人。予約制の暗室は誰でも利用が可能で、初心者でもフィルムと印画紙を持参すれば4~5時間で現像・プリントまでを行える「手取り足取コース」や「プリント講習」なども実施している。暗室の営業時間は平日=10時~21時、土曜・日曜・祝日=10時~20時。