みなとみらい地区の情報を掲載する季刊フリーマガジン「mirea（ミレア）」が11月30日、創刊した。

　同誌は、各施設が実施している販促活動とは異なる視点で、「みなとみらい地区」全体を紹介するのが目的。同地区の集客施設の関係者が構成する「みなとみらい21プロモーション協議会」と「ミレア編集部」との共同で編集・企画・発行を行う。体裁はオールカラー16ページで、発行部数は毎号10万部を予定。

　コアターゲットは「新しいみなとみらいを知りたい」「みなとみらいを豊かに楽しみたい」という20代～40代の女性で、エリア内の各施設、ショップ、イベント情報などの編集コンテンツを6人の編集者が「厳しい女性の目」でセレクトし、単なる商業施設や商品の紹介だけではなく、同地区の魅力を伝える「読み物」コンテンツの充実を目指すという。また、「読者の視点」を大事にするため、協議会会員の広報担当の女性メンバーによる意見交換会を月に1度開催し、誌面の企画や編集の参考にしていくという。収入源は同協議会の予算と広告収入。

　みなとみらい線の各駅や地区内オフィス、桜木町と横浜駅の観光案内所などで配布を行う。次号は1月20日発行予定。

　また、同誌創刊に合わせて携帯用モバイルサイト「みなとみらい21 mirea-mobile」も開設。同サイトのコンテンツは「mirea」誌面に連動するほか、店舗の電話帳機能などを盛り込み、メールマガジンも発行する。

みなとみらい21 mirea－mobile