パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)展示ホールで12月6日から8日までの3日間、世界最大規模の画像処理技術の展示会「国際画像機器展」が開催される。
同展は、画像処理に関する最先端の製品・技術の展示会で、開催は今年で28回目。従来の商談型展示会を発展させ、コラボレーションによる新しい商品のアプローチの場や情報交換の場、産学の橋渡しの場を提供するのが目的で、今年は249社が出展する。主な展示製品は光源などの「画像入力用照明機器」、カメラやレンズなどの「入力装置」、画像解析システムや処理ボードなどの「画像処理機器/ソフトウェア」、ディスプレーなどの「出力装置」、遠隔監視システムやTV会議システムなどの「画像伝送機器」など。また「セキュリティ」「3次元」「バイオ・メディカル」「ITS(高度道路交通システム)」のカテゴリーごとの展示を行う特別コーナーも設ける。
立体映像産業の最新情報を紹介する「立体Expo'06」は、今年で3回目となり、「3Dシアター」「バーゲン」「サロン」のコーナーが設置される。期間中、光テクノロジーの最先端製品を展示する「先端光テクノロジー展」も同時開催し、ビジネスチャンスの拡大と相乗効果を狙う。
事務局では「画像処理の技術はITSやカメラ、医療など多岐にわたる分野に使われている。立体Expoの3D シアターでは愛知万博で使用された作品やクリエーター作品の上映なども行うので、業界関係者以外でも楽しめる内容」と話しており、3展合同で28,000人の集客を見込む。入場無料。開催時間は10時~17時(8日は16時まで)。