横浜市芸術文化振興財団(横浜市西区みなとみらい3)は12月18日から20日までの3日間、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1、TEL 045-211-1515)1号館ホールでフランス映画の上映会「ノエルに見たい9つの愛の物語」を開催する。
上映会は、「フランス映画祭横浜」で上映された作品のうち日本未公開作品の収集・保管・貸し出しを行う「横浜シネマテーク」の収蔵作品と過去に日本でヒットしたフランス映画作品から歴史ロマン、コメディー、サスペンスを主題とした「クリスマスにふさわしい愛の物語」を3作品ずつ選んで上映するもの。
上映作品は「我が名はヴィクトール」「コーラス」「運命のつくりかた」「ブッシュ・ド・ノエル」「見えない嘘」「8人の女たち」など計9作品で、目玉作品は「リュミエール兄弟と巡る映画の旅」。同作品は「映画の父」と呼ばれるリュミエール兄弟が残した無声映画を、リュミエール研究所の副所長が特別編集し横浜シネマテークに寄贈したもので、フランス映画祭の司会経験があるフローラン・ダバディさんの解説とトークを交えて上映する。
また、タイアップ企画として、パンパシフィック横浜ホテルで限定宿泊プラン、周辺飲食店で限定サービス、割引サービスなども提供される。上映時間は各日11時、15時、19時(各回入れ替え制)。チケットは1回券=1,000円、1日通し券=2,800円。
同財団の企画担当者は「シネマテークの収蔵フィルムを活用するこの上映会を通してフランス映画を広めたい。クリスマスの時期に夜景とともに愛をテーマにした映画を楽しんでもらえれば」と話している。