かながわ検定協議会(横浜市中区太田町2、TEL 045-651-1719)は12月25日、「かながわ検定 横浜ライセンス」用の受験参考問題集「よこはま百問」を発売する。
「かながわ検定」は、神奈川県全域を対象とした「神奈川ライセンス」と横浜地域のみを対象とした「横浜ライセンス」で構成され、来年3月に初の検定試験が実施される。基礎的な知識を問う3級、やや高度な知識を問う2級、高度な知識を問う1級の3階級に分かれ、試験では「自然・環境」「歴史」「政治・経済」「社会」「生活・文化」「観光・もてなし(ホスピタリティ)」 の6分野から100問(四者択一・マークシート方式)が出題される。
発売される参考書は「横浜ライセンス」受験者を対象とするもので、2級と3級用の問題と解説それぞれ50題を収録し、解説の中から一部形式を変えて実際の検定試験で出題されるという。体裁はA5変形版219ページ。価格は1,300円。県内主要書店と神奈川新聞社、同検定事務局などで販売される。
同協議会は、地域の歴史や文化、観光などについての知識を問う「ご当地検定」が全国に広がる中で発足。検定委員には、木村尚三郎東大名誉教授、松沢成文神奈川県知事、中田宏横浜市長、石坂浩二横浜観光コンベンションビューロー理事長、福嶋晃子かながわ観光親善大使などが名を連ねる。
同協議会によると、試験に向けて9月から開催したセミナーには予想以上の反響があり、講座を増設したという。受験申込みは来年1月9日から2月9日まで。試験は来年3月21日に実施予定。