横浜市は、「文化芸術創造都市構想」に対する具体策推進の中心組織として、4月1日、「文化芸術都市創造事業本部」を新設。開港百五十周年(2009年)までに年間の文化イベント鑑賞者を、百万人増の三百五十万人(現在の横浜市民人口に匹敵)に引き上げること」などを目標としている。今回の新設にあたっては、これまで構想に関わる部署「文化芸術振興」、「経済振興」、「都市づくり」、それぞれの活動が独立をしており、相互協力による総合力が発揮しにくい環境であったことを受け、横浜市が「クリエイティブシティ・ヨコハマ」を実現する専任組織として対応したもの。専門的知識を持つ民間人登用による機能的な運営も新たに取り入れられ、総合的な機能を併せ持った組織として、他事業部や、横浜市芸術文化振興財団と連携をしながら進められる。横浜市 文化芸術都市創造事業本部