横浜市は1月5日、緑豊かな横浜を実現させるための取り組みとして「150万本の植樹行動」を宣言した。
同宣言は、市の緑が都市化の進展により年々減少していることを背景に、植樹により次世代に継承していくための取り組みで、開港150周年を迎える2009年までに150万本の木を植樹することを目標とするもの。今後、推進本部を立ち上げ、植樹行動の普及・啓発や苗木配布事業の拡大、ドングリからの苗木づくりなどの取り組みなどを行う。
また、宣言と同時にワンガリー・マータイ前ケニア環境副大臣が提唱する「世界に10億本の木」キャンペーンへもエントリーした。同キャンペーンは、2007年末までに世界に10億本の木を植樹することを目指すもので、横浜市は2006年度に同市と市民、企業などが植樹した数をまとめて4月以降に登録をするという。
具体的な取り組みの第1弾として「150万本の植樹行動サイト」を開設し、市民が行った庭やベランダへの植樹の登録と同取り組みに協力する企業・団体の登録を開始する。