横浜情報文化センター（横浜市中区日本大通、TEL 045-222-2828）で1月28日、「第53回カンヌ国際広告祭入賞作品上映会」が開催される。会場は、同センター6階の情文ホール。

　上映会では、世界的なCMコンクールである「カンヌ国際広告祭」のフィルム部門に審査員として選考に携わった澤本嘉光さん（電通第2CD局クリエーティブ・ディレクター）を講師に迎え、世界のCM制作事情や表現方法、技術、文化、特徴、作品の傾向などを入賞作品85本の上映を交えて解説する。

　2006年の同広告祭には74カ国から4,860作品の応募があり、グランプリはイギリスの作品「ギネス」が受賞した。入賞作品は、澤本さんの視点で「トラディショナルな手法」「プラス・強い表現」「エモーショナル」「パロディー」「アイデア＆シンプル」「クルマ」などのカテゴリーに分けられ、全作品字幕付きで上映する。

　開催時間は13時30分～16時（13時開場）。入場無料（事前申込み制、抽選で200人）。応募締め切りは1月22日。

　カンヌ国際広告祭は1954年の創設以降、毎年6月に1週間にわたって南フランスのカンヌ市で開催される広告コンクール。フィルム、プレスなど9部門を擁し、「広告業界のワールドカップ」と呼ばれるほど大規模なフェスティバルで、期間中は世界各国から約1 万人の業界関係者が集うという。

放送ライブラリー