横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に1月17日、同施設初のオリジナルグッズ「大さん橋パスポートブック」が登場した。
オリジナルグッズを企画したのは、同ターミナルを管理運営する「大さん橋プロジェクト」。小・中学生が社会見学や修学旅行で同施設を訪れる際に、記念となるオリジナル土産がなかったため、同所への訪問の記念になりガイドブックの役割も果たす商品を考えたという。
パスポートブックは、横浜港の歴史や大さん橋、同ターミナルに寄航する客船などが写真やイラストで紹介されており、実際のパスポートと同様、訪問者の大さん橋への「寄港」を記念するスタンプを押印するページも用意されている。デザインはNDCグラフィクス(横浜市中区)が担当した。サイズはA6判28ページで、価格は1部500円。大さん橋ターミナルショップの各店で販売している。
同プロジェクトの小林和巳さんによると、親しみやすく見やすい形のパスポート型にすることで、訪問者に再訪してほしいという意味を込めたという。購入時に添付されている、抽選ハガキの問題も、必ず現地に行かなければ回答を得られない問題を考え、横浜を回遊してもらう仕掛けを作ったという。小林さんは「オリジナルグッズを年1回は企画していきたい」と話している。