横浜市内で食材の移動販売サービス「菜根譚(さいこんたん)マルシェ」を運営する菜根譚(東京都中央区)は1月22日より、藤沢市のフレンチレストラン「ビストロナージュ」(藤沢市遠藤)の惣菜を販売開始する。
同社は2006年9月より、横浜市内120カ所で有機野菜や安全にこだわった食材を移動販売するサービスを行っている。以前から、購入客から「出来合いのものが欲しい」と要望があり、同社のコンセプトに賛同するパートナーを探していたところ、同様のこだわりをモットーにする「ビストロナージュ」に出会い、今年の正月用に「フレンチおせち」の製造を同店に委託したことから、今回のサービス開始へつながったという。
販売メニューは、キッシュ(1ピース=320円)のほか、サザエのアーモンドバター焼き(1個=320円)、豆のヘルシーサラダ(100グラム=420円)、ベイクドチーズケーキナージュ風(1ピース=320円)など同店の「定番メニュー」7種類。自宅で食べる際のアドバイスのしおりとして「美味しいお召し上がり方」も添付する。同社担当者によると、7種類のメニューを販売するのは27日までで、反応を見て翌週以降も継続販売する定番商品を決めるという。同担当は「今後は和惣菜の販売にも取り組む」とも話している。
中区・西区内の販売場所は、新山下ベイサイドエリア、本牧のけやき通り、県営藤棚県営など6カ所。販売時間は月曜日・木曜日の10時30分~15時10分ごろまで、1カ所につき20分~60分停車して販売する。