急な坂スタジオ(横浜市西区老松町26、TEL045-250-5388)は2月17日、芸術教育とアーティストの雇用をテーマにトークイベントを開催する。
イベントは、同スタジオが毎月定例で開催しているイベント「マンスリーアートカフェ」の一環で、今回で3回目。
ゲストスピーカーに市村作知雄さん(東京藝術大学音楽部音楽環境創造科助教授)と熊倉敬聡さん(慶應義塾大学理工学部教授)を迎え、受験・卒業シーズンの2月にふさわしく、アートで生計を立てることやアーティストの雇用を巡る課題・問題など、芸術系大学卒業後の進路のあり方について教育の現場から提言を行う。
特に近年、増加の兆しが見られる、芸術系大学を卒業しても職を得られないアート系フリーターやアート系ニートの問題や、演劇・舞踊分野での専門的な実践教育と理論教育の貧弱さなどを取り上げ、「アートは職業として成立するのか」を問う内容だという。
開催は19時から。入場料は1,000円(1ドリンク付)。参加申し込みはホームページから。