2007年度の「横浜観光親善大使」の選考会が1月27日、横浜市開港記念会館(横浜市中区本町)で行われ3人の女性が大使に選ばれた。
同大使は自らの特技や経験を生かして、観光宣伝や横浜市の行事などに参加し横浜のイメージアップに努める「PRパーソン」で、2002年まで50代続いた「ミス横浜」がその前身。18歳以上の横浜市民であれば、男女を問わず誰でも応募できる(高校生は除く)。
2007年度の募集では、市内に住む19~72歳までの69人(男性15人、女性54人)が応募。横浜の市政や観光に関する知識を問う筆記試験や2度にわたる面接試験を経て大使を選出した。5代目となる親善大使は派遣社員の西玲子さん(29歳、中区在住)、事務職の湧川聖美さん(24歳、港南区在住)、大学2年生の川原千明さん(20歳、神奈川区在住)の3人。
西さんは「開港150周年となる2009年に向け、横浜のPRの役に立ちたい」、湧川さんは「横浜の素晴らしさを伝えていきたい」、川原さんは「観光学部で学んだ知識を生かしたい」とそれぞれ抱負を語った。
4月1日の任期開始後、3人の新大使は横浜市長ほか関係団体への表敬訪問を行うが、一般に初お目見えするのは5月3日の「第55回ザよこはまパレード」になる予定。