横浜人形の家(横浜市山下町、TEL045-671-9361)は2月1日より、春の特別展「懐かしの昭和展~高度成長期の日本~」を開催する。
高度成長期を迎えた昭和30年代は日本中が活気に満ち溢れ、大人も子どもも夢と希望を持つことができた時代。テレビ・冷蔵庫・洗濯機が三種の神器と言われ、東京タワーの完成や新幹線の開通、皇太子のご成婚、東京オリンピック開催など明るい未来への出来事が数多くあった。同展では、そうした昭和30年代を中心に「昭和」にスポットを当て、当時の出来事に関連したグッズを展示し、中高年には懐かしく、若い世代には新しい「昭和の時代」を振り返る。
会場では、同館のプロデューサーでもあり「ブリキのおもちゃ博物館」の館長の北原照久さんのコレクションの中から、東京タワーや東京オリンピック、皇太子ご成婚など昭和30年代のエポックメイキングな出来事に関連したグッズや、当時のアイドル・スターグッズ、レコード、漫画などが展示される。
ブリキのおもちゃ博物館スタッフの高橋良児さんは、「今回の目玉は、ファッションブランドVANのノベルティグッズや東京オリンピックのポスターなど。特に、VANのノベルティグッズのカーペンターキット(大工道具セット)は1975年当時、3000台限定だったのに対し47万通の応募があったという稀少品です。このほかにも、レコード大賞の第1回から30回までの受賞曲のドーナツ盤(シングル盤)や国産旧車のブリキのおもちゃなど、見逃せないコレクターズアイテムばかりです」と話す。
入場時間は10時~18時。入場無料。3月4日まで。