横浜市は、市民の生活・文化に寄与する優れた技能職者を認定する「横浜マイスター事業」の2007年版ガイドブックを発行した。横浜マイスターを紹介するとともに、技能職について市民活動団体への周知を図るのが狙い。
横浜マイスター事業は横浜市が1996年より行っている事業で、横浜市内在住の技能職者を対象に「横浜マイスター」として選定し、その活動を通して後継者の育成・確保、貴重な技能の継承及び技能職の社会的評価の向上を図ることを目的とするもの。2006年度は、中国料理コックの鄭恵淋さん(横浜市中区在住)が認定された。
ガイドブックでは、これまでに認定された37人のマイスターのプロフィールや活動をはじめ、横浜マイスター事業や技能文化会館「匠プラザ」などを紹介。横浜市内の技能体験教室や生涯学習などの主催者に配布される。