中国の旧暦の元旦にあたる2月18日前夜、横浜中華街で「春節カウントダウン」が開催される。場所は、横浜中華学院校庭(横浜市中区山下町)と横濱媽祖廟(同)の2カ所。
両会場とも、カウントダウンイベント開始は23時30分。深夜0時からは奉納獅子舞などが行われる。横浜中華街発展会協同組合によると、例年会場にはたくさんの人が訪れ、0時の瞬間には爆竹が鳴り響いて熱気に溢れるという。関帝廟と媽祖廟の開廊時間は17日=9時~翌2時、18日=9時~21時。
春節当日、18日16時からは、善隣門と朱雀門からそれぞれ獅子舞のグループが出発し、中華街の各牌楼(ばいろう=中華街の東西南北にある5つの門)で20分の演舞を行う。関連イベントとして、中華街のインフォメーションセンター「Chinatown 80」で2月16日より、「春節展覧会」を開催。実際に使用される龍舞の龍や獅子舞の獅子、子供の練習用獅子が展示され、訪問者は実際にかぶることができ記念撮影も可能。掛け軸やランタン、皇帝の衣装など春節関連のアイテムもディスプレーされる。3月4日まで。
同組合理事の王忠福さんによると、従来春節期間中(元旦から15日間まで)は土日型のイベントを開催してきたが、今年は媽祖廟に常設ステージを設け、平日も中国の伝統芸能を1日2~3回披露するという。王さんは「今年はカウントダウン会場も増え、今まで以上に集客が期待される」と話している。