人にやさしいまちづくり活動を推進している横濱ジェントルタウン倶楽部(横浜市中区山下町25、加藤昇一会長)は2月17日から3月4日まで、ふれあいショップかもめ(中区港町2)で「ジェントルタウンショップ」を期間限定でオープンする。
ショップでは、障がい者の能力を活かした地域作業所の製品の向上をめざす試みとして、地域で活動するデザイナーの協力を得て開発した、エコバック、携帯ストラップ、キャンドルなどのオリジナル商品を販売する。
期間中の土曜・日曜には、ジェントルタウンガイドコーナーが設けられ、NPO法人横浜シティガイド協会のメンバーが、お勧めの観光スポットや観光コース、車いす用トイレの所在などのバリアフリー情報を提供する。
また、17日15時よりオープニングイベントとして、オリジナル商品発表や、実験事業の中間報告会、懇親会などが行われるほか、25日には服飾デザイナーを迎えてのトークショー「ユニバーサルデザインを考える」、3月3日には「関内駅周辺を考える」をテーマに、関内駅周辺のバリアフリー整備に関する提案の発表と懇談会が行われる。
同事業は、国の内閣官房都市再生本部による平成18年度全国都市再生モデル調査事業に「障がい者と商業者・市民による福祉のまちづくり拠点」というテーマで応募し採択された事業の一環として行われる。