黄金町のアート拠点「BankART桜荘」(横浜市中区黄金町、TEL 045-663-2812)で現在、画家の浅井裕介さんの天井画を公開している。
展示は、横浜の文化芸術振興の拠点「BankART1929」や「ZAIM」で開催されているアートイベント「ランドマークプロジェクト」の一環で、同拠点で美術展を開催するのは今回が初。浅井さんは横浜出身で、今年1月から3月31日まで期間限定の住み込みアーティストとして同拠点で作品制作を行っている。
浅井さんは、会場の半透明のすりガラス状の質のもので出来た「光天井」に合わせて半透明な絵の具を使用し、ピンクや黄色、赤や青色などで、白い天井一面に「桜」からイメージする「植物」や「動物」のモチーフを描いた。その結果、描いた絵自体が発光しているような効果が生まれたという。公開時間は11時30分~19時(作家不在の場合は建物外からの見学)。
「BankART桜荘」は、違法飲食店などが集まっていたエリアのまちづくりの一環として、区が元風俗店を借り受け、BankART1929が運営する文化芸術拠点。