ホテル・ブライダル・ウエディング事業などを手がけるブライダルプロデュース(横浜市中区山下町)は3月1日、ウエディング専門のレストラン「レストラン元町異人館」(同、TEL 045-662-1122)で平日のレストラン営業を開始する。
同施設は、1994年にレストランとして営業を開始。ウエディング需要が高く、1995年からはウエディング専門レストランとして営業を行ってきたが、利用者から「通常レストランの営業をしてほしい」との要望が寄せられていた。同社は、晩婚化に伴い結婚式での「おもてなしを重視した料理」へのこだわりやニーズが高まっていることを背景に、今年1月から2月にかけて「異人館本館」と「別館ニドホール」を「料理」をメーンとする施設へリニューアルし、「料理を楽しみながら」パーティーを行うことができる空間を目指して、オープンキッチンスタイルを採用した。このリニューアルがきっかけとなり、平日営業の再開が決定したという。
コンセプトは「キッチンスタジアム」。同社が手がける4施設からシェフを招聘(しょうへい)し、一つのテーマに沿ったメニューを4人が週替わりで提供する。席数は30席で、予約が基本。3月のテーマは「長崎の魚介と山菜、最高級の黒毛和牛」で、第1~2週は「元町異人館」の田中シェフ、第3週は「ホテルコンチネンタル横浜」の宮下シェフ、第4週は「セントジェームスクラブ迎賓館」の成松シェフ、第5週は「ザ クラブ オブ エクセレント コースト」の内藤シェフが担当する。メニューはディナーコース=5,000円(サービス料込み、予約は2人から)のみ。
同社の広報担当者は「平日営業は、リピーターのためのトライアル的なものでお客様への還元、サービスの面が大きい。土曜・日曜の結婚式とのバランスで営業方針が決まっていくと思う」と話している。
営業時間は19時~22時30分(ラストオーダー21時30分)。営業日は、土曜~月曜・祝日を除く平日。(月曜が祝日の場合は火曜定休)。