ZAIM(横浜市中区日本大通34、TEL 045-222-7030)で3月15日から19日まで、学生の合同卒業制作展「てつそん 2007」が開催される。主催は、てつそん2007実行委員会。
同展は、日本全国のデザイン日本全国のデザイン・芸術・美術・建築系の学生有志が開催している全国最大規模の合同卒業制作展で、2001年にプロダクトデザイン系の学生が就職のための実習として、他のジャンルを含めて卒業制作展を開いたのが始まり。全国規模で毎年新しいことを発信していることを評価され、2002年度には「グッドデザイン賞」を受賞している。出展者の学生自身が主催者となり、25,000円の出展料を基本に、今年は28企業・団体の協賛・協力と、寄付により実施する。
今年は、関東が中心の全国28校から約150人の学生の作品141点を展示するほか、オーストラリアや韓国の大学も出展する。今年のテーマは、開催のプロセスで「話し合い」を重ねながら作り上げたことや出展者と来場者のトークのきっかけを作る場としたいという願いから「TALK」に決定した。
開催を2日後に控え、てつそん2007代表の岡本篤佳さんは「広報活動として3月10日、てつそんでデザインしたブックカバーをつけて山手線の車内で7人が一列に並んで本を読むピーアールも行った。1年かけて準備してきたもの、『トーク』を重ねてきたものがやっと形になる。集大成なのでワクワクしている」と話している。
開催時間は11時~19時(16日は17時、最終日は15時まで)。