三渓園(横浜市中区本牧三之谷、TEL 045-621-0634)で3月24日から4月8日まで、営業時間を延長して夜桜を楽しむ「観桜の夕べ」が開催される。当初は30日からの開催予定だったが、暖冬の影響で桜の開花予想が早まったことを受け、6日繰り上げての開催となる。
園内には300本のソメイヨシノが咲き、三渓園にとって最も華やいだ季節を迎える。同園によると「昨年の桜の時期は、多い日で2万人の来場者があった。天気によるが、今年も同様の人出を見込んでいる」という。今年の「見ごろ」は3月末あたりで、混雑が予想される今月30日から4月1日までの間は、JR根岸駅と同園最寄りの本牧市民公園バス停を結ぶシャトルバスを運行する。
同園の中島哲也事業課長は、「多くの歴史的建造物をバックに咲く美しさが三渓園の桜の魅力。ライトアップされた建造物と夜桜は華やかで幻想的」と話す。
「観桜の夕べ」開催期間中の入場時間は9時~21時(入場は20時30分まで)、桜のライトアップは日没から行う。料金は、大人=500円、子ども=200円。
三渓園