2001年1月26日にオープンカレーのテーマパーク「横濱カレーミュージアム」(横浜市中区伊勢佐木町1)が3月31日、6年間の歴史に幕を降ろし、ファイナルセレモニーが行われた。
最終日の31日には横浜開港150周年にちなみ、各店の人気ニューが150円になる「150円カレー」を販売するチャリティイベントが行われ、同ミュージアムを運営するマタハリーの中山社長が売上げ金を横浜市社会福祉協議会へ贈呈した。
セレモニーに出席した中田宏横浜市長は、閉館をおしみ集まった人々に見守られる中「オープニングセレモニーに呼ばれることはあるが、ファイナルセレモニーに呼ばれることはめったにない。今日は寂しい気持ちもあるが、それよりもカレーミュージアムへの6年間の感謝の気持ちの方が大きい。」と話した。
ミュージアムの閉館の理由は、「知られざるカレー文化の魅力を広く一般に紹介することでビルと商店街を活性化させる」という初期の事業目的を達成したためで、同社は同館閉館後、新機軸のエンターテインメント施設への転換を検討しており、ナムコの企画設計集団「チームナンジャ」とともに新たな企画を構想中とのこと。