横浜市では、9月1日10時~12時、横浜市港湾労働会館にて「第1回(仮称)ナショナルアートパーク構想推進委員会」を開催する。同委員会は「ナショナルアートパーク構想」の実現に向けて、学識経験者、専門家、国等からなる12名の委員により構成される。みなとみらい21地区から山下ふ頭を中心とした横浜の都心臨海部を対象に重点地区を選定し、地区の整備方針や公民の役割分担、事業スキーム等の検討を行う。今年度4回程度の開催を予定している。横浜市は、芸術や文化の「創造性」により、都市の新しい価値や魅力を創造するクリエイティブシティ(創造都市)という考え方に着目し、文化芸術・経済の振興と、横浜らしい魅力的な都市空間形成を融合させた新しい都市ビジョン「文化芸術創造都市(クリエイティブシティ・ヨコハマ)」を掲げている。「ナショナルアートパーク構想」は、港の風景や歴史的建造物などの地域資源を活用し、優れた都市環境の形成や回遊性の向上を図るとともに、文化施策をまちづくりと結びつけることにより、文化芸術創造都市づくりを行うという構想。
同委員会の委員は以下のとおり。
・梅川 智也 (財)日本交通公社研究調査部次長
・岡部 明子 千葉大学助教授
・加川 浩 都市プランナー
・北沢 猛 東京大学大学院助教授 /横浜市参与
・篠原 康弘 国土交通省関東運輸局企画振興部長
・近澤 弘明 横浜中法人会会長
・南條 史生 森美術館副館長
・西阪 昇 文化庁文化部芸術文化課長
・根本 祐二 日本政策投資銀行地域企画部長
・藤木 幸太 横浜港運協会副会長
・藤田 郁夫 国土交通省関東地方整備局港湾空港部長
・山本 理顕 建築家
問い合わせは文化芸術都市創造事業本部 創造都市推進課(TEL 045-671-2277)まで。横浜市文化芸術都市創造事業本部「文化芸術ナビ」