シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3、TEL 045-243-9800)でゴールデンウイーク期間中、「チェコアニメーション親子劇場 IN ジャック&ベティ」を開催している。
同上映は、チェコアニメの2大巨匠といわれる、ヨゼフ・パレチェクさんの6作品とズデネック・ミレルさんの5作品を紹介するもの。
ヨゼフ・パレチェクさんは、チェコ文化庁の「最も美しい絵本賞」を受賞したチェコを代表する絵本作家で、オーストリア、ドイツ、日本、イタリアなど27カ国で絵本が出版されている。ズデネック・ミレルさんは、チェコの国民的キャラクター、モグラの「クルテク」の生みの親で、アニメーション作品は約90カ国で放送されている。
上映期間は4月28日から5月6日まで(1日、2日を除く)で、上映時間は9時30分から10時30分まで。Aプログラムのパレチェク作品とBプログラムのミレル作品を交互に上映する。料金は当日一般1,000円、シニア・大・高・中800円、小学生以下500円、親子(一般+小学生以下の2名)1,200円。同映画館では夏にもチェコアニメ特集を上映する予定とのこと。
「アニメーションの故郷」と言われるチェコには、生きていく上で大切なことを楽しく伝え、情操教育の一助になると評価されている「ヴェチェルニーチェク(おやすみアニメ)」という40年続く子供向けテレビ番組があり、現在までに約300シリーズの短編アニメーションを放映してきている。
同館の担当者は「質の高いチェコのアニメーションを親子で楽しめるプログラム。ぜひ家族連れで映画館に足を運んで欲しい」と話している。