馬車道商店街は2007年馬車道「アイスクリーム発祥記念イベント」の一環として「アイスクリームの日」の5月9日、タカナシ販売の協力により「横濱馬車道あいす」を無料配付する。
同イベントは、1869年(明治2年)5月9日(旧暦)に、日本で初めてのアイスクリームが、町田房蔵が横浜馬車道通りに開業した「氷水屋」で製造販売されたことを記念して毎年行われているもので、当時のアイスをもとに作られた「横濱馬車道あいす」を12時より無料配付する。配付場所は、馬車道広場と神奈川県立歴史博物館前の2カ所。配付数は5,000個。
「アイスクリームの日」は1963年に日本アイスクリーム協会が定めたもの。同協会神奈川支部は、1976年にアイスクリーム発祥記念のブロンズ彫像「太陽の母子像」を寄贈し馬車道通り(常盤町4)に設置した。製作者は高村光太郎に師事した札幌出身の彫刻家の本郷新(1905年-1980年)で、「太陽の母子」をアイスクリームの原料のミルクから連想し、母乳で子どもを育む「母」のイメージで制作したという。