情報文化センター(中区日本大通11)で5月12日と13日、関東近郊の学生が中心になって運営する「みなと映画祭」が開催される。同イベントは、夢抱く学生にチャンスを与え、開催地である横浜の人たちや、企業、自治体なども参加できる映画祭を目指すもので、同日みなとみらいで行われる「第一回学生の祭典」と相互協力で開催される。
上映される作品は、早稲田大学と慶応義塾大学の学生が中心となって撮り下ろした、横浜を舞台に、大杉漣さんらプロの俳優陣が出演する「Mogera Wogura」や、若手クリエーターから募った一般公募から4作品のほか、昨年公開の大ヒット映画「タイヨウのうた」の小泉徳宏監督が、学生時代に撮った作品「行列のできる刑事」他3作品。作品上映前には、与えられたテーマをより分かりやすく、正確に表現することへの限界に挑戦した、学生と企業のコラボレーションCMが流れる。
みなと映画祭実行委員長稲垣さんは「開港150周年の歴史ある文化的な地から、情報を発信し、横浜を盛り上げたい。この映画祭を通して自主制作映画に触れてもらい、観るきっかけになれば」と話す。
開催は、12日は18時30分から前夜祭、13日は11時から本祭。入場料は、前夜祭700円、本祭1,000円。