「第4回プレアデス国際短編映画祭2007」が6月16日から24日まで、横浜市開港記念会館(中区本町1)と横浜美術館(西区みなとみらい3)で開催されることが決定した。
同映画祭は15分以内の短編映画10~15本を上映するもので、距離や時間を超えて世界中の人が楽しめるデジタルエンターテイメントをテーマに、インターネットやデジタル技術を駆使し、世界各都市で同日に開催される。今回はパリ、サンフランシスコ、ロンドンを始め6カ国9都市で行わる予定で、日本は4年連続開催となる鎌倉(鶴岡八幡宮)と初開催となる横浜、東京(築地本願寺)の3都市4会場となっている。
主な上映作品は、各国の映画祭入賞作品やアカデミー賞ノミネート作品などで、日本からは「彼女の告白」(古田亘監督)が選ばれた。
同映画祭日本事務局長亀和田さんは「世界各国で開催されるということで、わかりやすく、エンターテイメント性の高い作品がノミネートされている。創造都市、映像都市を標榜している横浜で、新しい国際映画祭を開催し、根づかせたい」と話している。
映画祭のプログラムは、6月16日鎌倉・鶴岡八幡宮、17日横浜市開港記念会館、24日東京・築地本願寺で世界共通作品上映会を行うほか、24日横浜美術館では、国内で応募された84本の中から、優秀作品15本前後を上映する、日本オリジナル上映会が行われる。チケットは前売り800円、当日1,000円。
同映画祭は、パリに本部を置く映画好きによる非営利団体「プレアデス国際短編映画祭実行委員会」が主催で、市内でフランス関連のイベント・キャンペーンを同時期に開催することで、集客効果を上げる目的の「横浜フランス月間」に参加。