横浜開港150周年協会(横浜市中区尾上町1)は、2009年に開催する横浜開港150周年記念コアイベントとしてズーラシア動物園(旭区上白根町)で行う市民参加型イベント「ヒルサイドステージ」の実施に向け、市民会議「一粒のチカラ 市民ダイアローグ」の参加メンバーを募集している。
同会議は、「ヒルサイドステージ」のプロデューサー小川巧記さんの声かけで集まった横浜市内で活動する市民有志が、今夏以降の開港150周年記念コアイベントへの市民参加の仕組み(参加のテーマ、方法、進め方)などを検討するもの。開催日時は6月22日、7月5日、7月20日、7月27日で各回19時~21時30分を予定している。
公募内容は、市内在住、在勤、在学者、及び横浜を主な活動拠点としている人で、ダイアローグすべてに参加可能な人が対象。同協会が出す資料を参考に「横浜のこれからに対する希望」をテーマにして1,200字程度でレポートを提出する。応募の締切は5月25日。
横浜開港150周年記念コアイベントは、2009年6月に演出家の宮本亜門さんをプロデューサーに迎えて記念式典を行うほか、都心臨港部でアーティストの日比野克彦さんをプロデューサーとして開催する「ベイサイドステージ」、ズーラシア未整備地区(アフリカサバンナ予定ゾーン)で開催する「ヒルサイドステージ」が計画されている。
「ヒルサイドステージ」では、「愛・地球博」のプロデューサーを務めた小川巧記さんが横浜市民の持っている力を木の種に例え「集え!一粒のチカラ。360万人の夢のたね」という基本コンセプトを掲げて、全体監修と総合演出を行い、「自然・環境」や「市民との協働による制作」などをテーマに、市民が企画から制作・運営まで参加する、市民主体のイベントを開催する予定。