横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3、TEL 045-221-0300)で6月1日、「横浜フランス月間2007 at 横浜美術館」の開幕にあわせて和楽器プレイヤーのヒダノ修一さんによる太鼓パフォーマンスが行われる。
横浜出身で1990年のソロ活動開始以降、現在までに国内及び世界 20カ国で 1,500回を超える公演を行い、テクニックとエネルギッシュなパフォーマンスが国際的に評価されているヒダノ修一さんが、現在開催中の企画展「水の情景~モネ、大観から現代まで」出品作品の竹と水と石のインスタレーション「竹水の閑―横浜」(眞板雅文さん作)の前で、太鼓の即興演奏を行う。
同館では、同日から7月1日まで「横浜フランス月間」の一環としてコレクション特別展示「フランス美術の愉しみ」を開催。セザンヌやモロー、ピカソ、アジェなどの所蔵作品約70点を紹介するほか、6月28日は「Ballroom Dance Party~社交ダンスパーティーを美の殿堂で」と題して社交ダンスパーティーが開催され、30日には神奈川フィルハーモニー管弦楽団のソロ・コンサートマスター石田泰尚さんによる記念コンサートが行われる。
同館担当者は「今年で3回目となる『フランス月間』だが、これに連動して所蔵作品の中からフランス美術を紹介するのは初めて。訪れた方に当美術館のコレクションの魅力を知ってもらえる良い機会だと思う」と話している。