横浜市中央図書館(西区老松町1)内のホールで6月9日、「横浜開港150周年を楽しむ会」による講座「水道の整備と下肥処」が行われる。
同講座は1859年の開港以来、経済、文化両面の交流起点として日本の発展に大きく寄与してきた横浜を、さまざまなイベントを通じて歴史を振り返りながら楽しく学ぶ目的で今年5月に発足した「横浜開港150周年を楽のしむ会」が主催する。よこはま都市づくりシリーズ1「横浜開港とインフラ整備-開港場と周辺地域の幕末・明治」と題して、第1回「鉄道開通と初代横浜駅(現桜木町駅)」、第2回「開港場を支えた川と舟運」に続いて行う。
内容は、横浜開港資料館調査研究員の平野正裕さんを招き、多摩川から横浜に引いた木樋水道(1873年完成)と同時期に行われた人糞処理の実態を紹介する。開催は14時~16時で、定員先着180人。受講料は500円。申し込み方法はホームページで。
同会は「専門的な知識がなくても楽しめる内容になっており、これまで2回講座を行ったが参加者は中身が濃いことに驚いている。秋には違ったテーマで講座を行う予定」と話している。
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