京急百貨店(横浜市港南区上大岡西1)で6月7日から「横浜市防災情報サイト」にリンク可能なデザイン化されたQRコードをプリントしたオリジナルショッピングバッグを作成、配布している。
同バッグは、神奈川県と東京造形大学が、都市防災をテーマにデザインやCSR(企業の社会的責任)の観点から研究を行うプロジェクト「サステナブルデザインフォーラム」の共同研究事業から生まれたデザイン・コンセプトを製品化したもの。ショッピングバッグに、防災にも役立つ付加価値を持たせることにより、マイバッグの持参率を高め、レジ袋の削減に寄与することが狙い。
バッグにはQRコードがプリントされており、携帯電話で読み込むことで横浜市の防災情報サイトの閲覧とEメール登録することができる。
東京造形大の学生がデザインを考案し、環境配慮型製品づくりを目指し「グリーン購入大賞」を受賞した大川印刷(横浜市戸塚区)をはじめとした民間企業数社と横浜市安全管理局危機管理室の協力で製品化した。
同百貨店7階「お中元ギフトセンター」で2万円以上の買い物した利用客先着1,000人に配布される。
同百貨店広報の宮崎さんは「初日で300枚を配布し、さっそく店内で利用してくれるお客様もいて、違和感ないデザインが好評」と話している。