横浜・鎌倉・東京で6月16日~24日に行われる「第4回プレアデス国際短編映画祭2007」の上映作品が6月4日に発表された。
同映画祭は、距離や時間を超えて世界中の人が楽しめるデジタルエンターテインメントをテーマに、インターネットやデジタル技術を駆使し、サンクルー(フランス)会場を皮切りにイギリス、イタリア、アメリカなど6カ国、9都市で同時期に開催される。
上映作品は、世界中の映画祭で反響を呼んだ「海辺で葉巻を」(アメリカ、監督=Stephen Keep Mills)、「死刑生中継」(フランス、監督=Alexis Ferrebeuf)やサンダンスフィルムフェスティバルでも上映された「In Passing」(イギリス、監督=Christopher Thomas Allen)など9本で、日本からは今年公開予定の初長編映画「STAY」や15日までシネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区)で上映されている女性プロボディーボーダーのドキュメンタリー映画「ADOR(アドア)」の監督を務めCM、ミュージックビデオ、CGなども手がける古田亘監督の「彼女の告白」が選ばれた。招待作品では、審査委員長を務めるジャン・ジャック・ベネックス監督の初期の短編作品「ミッシェル氏の犬」とイギリスの巨匠ピーター・グリーナウェイ監督の「HはハウスのH」が上映される。
同16日は鶴岡八幡宮直会殿(神奈川県鎌倉市)、17日は横浜市開港記念会館(中区本町1)、24日は築地本願寺(東京都中央区)で世界共通作品上映会を行うほか、国内応募作品から優秀作品を23日、横浜美術館(西区みなとみらい3)で上映する。入場料は、前売券=800円、当日券=1,000円。
同祭日本事務局長亀和田さんは「これまでは『笑える作品』が多かったが、今回はシリアスな作品が多く、観る人に考えさせ、心が温まるものを上映するので期待してほしい」と話している。
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