日本新聞博物館(横浜市中区日本大通11)2階ニュースパークシアターで6月24日11時から、アルピニストの野口健さんによる「エベレスト登頂報告会」が開催される。
1999年7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立し、今年5月15日にはチベット側からエベレストへの登頂に成功したほか、富士山の清掃活動を行う野口健さんを招き、今回の登山で感じた地球温暖化や、環境問題について清掃活動を通じて地球を守るための取り組みと成果の報告を行う予定。
同イベントは現在までに約1万人の来場者が訪れた「MOTTAINAIへ~キャンペーン報道の力~」の閉幕式として行われるもので、23日まで設置される抽選箱に応募された中から「もったいない」という言葉に感銘を受けて、世界に広めようと活動しているワンガリー・マータイさんのサイン本やエコバッグ、ペットボトルを再利用した「もったいない風呂敷」が当たる抽選会なども開催する。
また、23日14時から「旧石器発掘ねつ造からMOTTAINAIへ」と題し、日本の歴史を書き換えたといわれる「旧石器発掘ねつ造スクープ」で2001年度新聞協会賞の受賞し、同キャンペーン事務局長の真田和義さんが講師を務め、毎日新聞のスクープとキャンペーン報道の力と意味を語る講座を行うほか、最新のエコバッグとして見直されている風呂敷の包み方教室も開講。
いずれも同施設の入館料として一般=500円、高校生=300円、中学生以下無料。「エベレスト登頂報告会」は事前申し込みで入館、参加ともに無料となる。問い合わせは毎日新聞社(TEL 03-3212-0724)まで。