開港記念会館で北京一パントマイム「横浜フィジカルシアター」

今年1月に行われた「横浜フィジカルシアター」の様子

今年1月に行われた「横浜フィジカルシアター」の様子

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 横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)で6月29日、最先端のミュージシャン、映像アーティスト、パフォーマーが出演し、「肉体」「音」「映像」を「瞬間の芸術」として表現する「北京一 横浜フィジカルシアター」が開催される。

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 1970年代に日本のロック・ソウルシーンに大きな影響を与えたといわれるバンド「Soo Baad Revue(ソー・バット・レビュー)」でボーカルとして活躍し、仏パントマイムの巨匠エティエンヌ・ドゥクルーさんに師事した後、ドイツにダンス学校を設立するなど、欧州舞台芸術界で活躍する北京一さんが、実験的なパントマイムを基軸に演出・構成する舞台芸術集団「Yokohama Physical Theater」の第2弾。

 アーティストは、ヨーロッパで活躍中の「風のダンスメソッド」主宰でバレエダンサーでもあるNIMAさん、CMやミュージカルの振り付けなどで活躍する三枝宏次さん、「金粉」を体に塗ってパフォーマンスをするなど「体の復権」をテーマに活動するゴールデン鈴木さんなどが出演。映像はVJとして活躍するほかビジュアル・パフォーマンス・プロジェクト「AURA」の主宰を務める高岡真也さんなどが参加。サウンドには石井聰亙監督作品をはじめとする映画音楽などを手掛けるサウンドデザイナー小野川浩幸さん、バンド「四人囃子」のボーカリスト森園勝敏さんなどが参加する。

 同担当者は「歴史的建造物を存分に活かし、開港150周年に向けて『開港』=いち早く新しい文化の導入という概念をベースに製作した芸術的イベント。開港記念会館でしか見られない作品なので広く内外に理解、認識してもらいたい」と話している。

 開催時間は19時30分から。チケットは全席自由で、前売り=2,500円、当日=3,000円。

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