横浜市リハビリテーション事業団は7月5日~7日、パシフィコ横浜展示ホール(横浜市西区みなとみらい1)で福祉の観点から最新のロボットテクノロジーを集めた「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2007」を開催する。
福祉的視点でテクノロジーを見つめ直そうと「福祉を支える人とテクノロジー」をテーマに2001年から開催されている同展は、今回が6回目。約70の企業が参加し、トークショーや最先端リハビリテーショングッズの紹介、体験イベントなどを行う。昨年は約16,000人が来場した。
メーンステージでは、2006年にロボットスーツを着用した友人に背負われ、世界初となるアルプス山脈ブライトホルン峰(4,164メートル)に挑戦した四肢麻痺障害のある内田清司さん、トリノパラリンピックアルペンスキー金メダリストの大日方邦子さん、世界的に注目されているロボットスーツ「HAL」開発者の筑波大学山海嘉之教授などを招きトークショーを行う。
特別企画として人間支援型ロボットの紹介、名前や飼い主の好みに応じた行動を学習するコミュニケーションロボット「パロ」や「よりそいIFBOT」、2足歩行ロボット陸上競技のデモンストレーションも。子どものためのイベントのほか、ワークショップやスポーツ体験コーナーなどが用意されている。
同運営事務局担当者は「このイベントを通じて、多くの人に福祉を支える技術の素晴らしさや、可能性を知ってもらいたい」と話している。
開催時間は10時~17時。入場無料。