船舶日本丸(横浜市西区みなとみらい2)で結婚式が6月30日に行われ、参列者が祝福する中、通りがかった一般の人も足を止めて新郎新婦を祝った。
同結婚式は、2005年から横浜観光プロモーションフォーラムと横浜市が「ウェディング」をテーマに、横浜のイメージアップを図る目的で展開する「横濱ウェディング」事業の一環として行われ、これまで山下公園で5組のカップルが式を挙げた。同事業の結婚式を日本丸で行うのは今回が初。
結婚式を挙げたのは、横浜市金沢区在住で海上保安庁職員の船橋一雄さん(30)と厚生労働省保険局職員の長井亜紀子さん(30)で、2人が交際を始めた1周年の記念日に合わせて行われた。日本丸から新郎新婦が登場し、船舶前の日本丸メモリアルパークで指輪の交換や誓いのキスなど約15分に渡って開催した。
2人は新婦の出身が港町・神戸ということもあり、横浜にたびたびデートで訪れたという。「海が好きなのでシーバスやロイヤルウイングにもよく乗った。みなとみらいが一番のお気に入り」と話す2人は、日本丸で挙式ができると知ったときは、「ここしかない」と思い決めたという。式を終えて新婦は「雨が心配だったが、無事に式を挙げることができ、みんなに祝福してもらえて嬉しい」と話していた。
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