横浜美術館レクチャーホール（横浜市西区みなとみらい）で7月8日、「TVF2007 in ヨコハマ『TVF市民ビデオフォーラム』」が開催される。

　同イベントは、今年3月に日本ビクター（神奈川区守屋町）が主催する国際的な市民ビデオコンテスト「東京ビデオフェスティバル（TVF）」の表彰式が横浜で行われたのを記念して開催される。「いま、市民ジャーナリズムがおもしろい！！」と題した同イベントは、身近な問題を個人の視点で捉え、社会に発信しようとする市民ビデオ作品が注目される中、「情報」と「映像」の意味や価値を考え市民ジャーナリズムの「今とこれから」を語るトークセッション。

　第1部は、愛知東邦大学の戸崎賢二教授らを招き、TVF2007大賞作品「漢字テストのふしぎ」（長野県梓川高校放送部）の上映と「学校をベースとしたコミュニティと映像について」のトークセッション。第2部は、グリーンチャンネル・アグリネット・ディレクターの小森憂子さん、日本映像学会の波多野哲朗会長などを招き、近年のTVF市民ジャーナリズム作品上映と「地域や世界のコミュニティと市民映像文化の広がり」についてトークセッション行う。

　開催時間は13時～17時。入場無料。定員は先着150人で、事前の申し込みが必要。問い合わせは東京ビデオフェスティバル事務局（TEL 03-3289-2815）まで。

　「東京ビデオフェスティバル」は、日本ビクターが1978年から毎年1回開催している世界最大の市民ビデオ映像祭で、ビデオ映像によるメッセージの伝達や自由な映像表現の可能性を広げるとともに、社会や生活に密着した映像文化の普及、振興を目的としている。累積応募作品数は約4万8千本。現在、9月30日までTVF2008年の作品募集を行っている。

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