岩崎ミュージアム(横浜市中区山手町、TEL 045-623-2111)で7月16日まで、地元アーティスト19人による企画展「横濱LIFE」が開催されている。
同展に参加するのは、2005年7月まで元町にあったカフェ「シャノン」に集っていた山手に愛着があるアーティストたちで、「それぞれの生活を持ち寄り、山手に関わるさまざまな『LIFE』を紹介しよう」と今回の展示会が企画された。
同展のメーンは、観光ガイドブックには載っていない「山手の庶民派マップ」を目指し、参加アーティストたちの行きつけの店などがイラストで紹介されている「横濱LIFE山手うら散歩MAP」で、期間中、展示・配布されている。そのほか舞台芸術の制作などを手がけるの齋藤眞紀さんによる山手の街並みを描いたスケッチや、フラワーアレンジメントを制作する「Kangaroo Factory」の大和田誠さん、由紀子さんの生け花などが展示されている。
同展発起人で山手在住のイラストレーター霜田りえこさんは「参加するアーティストは『シャノン』のマスターの独特の個性に引き寄せられ、自然に集まった。山手に『コダワリ』がある人ばかりで、企画展を通して、少しでも古い街なみを残していく活動につながれば」と話している。
開催時間は9時40分~18時。入館料は、大人=300円、子ども=100円。
7月14日にはライブイベント「横濱 Life Live」を開催。独特の詩的世界観を持つChiyo(ボーカル)とat-chang(ギター、CDJ)によるユニットの「GENZ」と、バグパイプユニット「Bagel」が出演する。