崎陽軒本店(横浜市西区高島)は7月25日、フランス料理と中国料理の折衷コースを提供する仏蘭西料亭「横濱元町 霧笛楼」(中区本町)とのコラボレーション食事会を開催する。
同企画は、崎陽軒が来年100周年迎えることや、2年後の横浜開港150周年に向けて横浜の「食」文化をアピールする目的で行われる。1981年創業の老舗フレンチレストラン「霧笛楼」の総料理長の今平茂さんと「崎陽軒本店」総料理長の阿部義昭さんによるフレンチと中華を、それぞれコースに織り交ぜて提供するもので、「主張しつつお互いが邪魔しないよう工夫した」(阿部総料理長)という。
食材には相模湾石鯛、ランド産フォアグラ、ジロール茸、世界三大ハムの金華ハム、活蝦夷鮑(えぞあわび)、富津産ビワなど厳選された素材を使用。料理は前菜2品、スープ、海鮮料理2品、肉料理、デザート3品が提供される。
崎陽軒本店の阿部総料理長は「創業100周年に向けて『地産地消』なども取り組んでいきたい。地域の企業で共通した見解を持つことを目指し、国際的文化が集まる横浜で伝統のある『霧笛楼』との企画が生まれた」と話している。
開催時間は19時~21時(予定)。料金は1人2万円(ドリンク付き)。定員は先着50人で予約制。問い合わせは崎陽軒本店宴会営業課(TEL 045-441-8880)まで。