NPO法人「文化メリットを創る会」(横浜市南区井土ヶ谷)と日ノ出町駅前商店会は、日ノ出町駅周辺の建物に描くシャッターペインティングの作品を募集している。
同企画は、日ノ出地区を「安心で楽しい街にイメージアップする」目的で、駅前周辺約8カ所の民間建物のシャッターにペイントを行うもの。募集作品はユーモアがあるもの、日の出地区の歴史文化などを基にしたものなど。
対象は、横浜市内在住または在勤の20歳以上で、シャッターペイントができる人。申し込み締め切りは7月30日で、作品提出は8月15日まで。日ノ出町商店会長やアート評論家らが応募作品を審査する。製作は9月中旬を予定。
「文化メリットを創る会」のジェイ石田代表は「美術館でしか出会う機会のないアーティストたちが、地元に根付く活動ができるよう協力したい」と話している。
NPO法人「文化メリットを創る会」は、スポーツ、演劇、アート、福祉などの専門家らが参加して2000年に設立され、「新しい元気のある『まち』づくり」を目的に文化的側面から協力、補助を行う。2002年には日ノ出町駅前商店会と共同で「美しい環境・市民文化づくりの会(B-UP)」を立ち上げ、日ノ出町地区のシンボル彫刻作成や駅前ライトアップなどを計画しているという。