ロコサトシ氏らが桜木町高架下ウォールペイント再生

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横浜市と国土交通省は桜木町の国道16号線沿い東横線高架下の再生実験「Art-16.2004」に取り組み、市民の関心を高めるため9月16日から30日までアーティストのRocco Satoshi(ロコサトシ)氏と美術系の学生などからなるグループとの協働により試験的にウォールペインティングを開始する。市と国土交通省は6月に東横線廃線跡地利用計画アンケートを実施、その回答で歩道横の壁画を管理が行き届いた質の高いアートとして活用することや良好な歩道空間の維持を望む意見をが多数あったことから実施するもの。今回のウォールペインティング実施場所は東横線桜木町駅跡から紅葉坂交差点までの約150メートルで、公共の場にふさわしいウォールペイントを行なうほか、壁面の一部を参加者募集の広報手段として利用し、無許可で壁にペイントをしている人にも参加を呼びかける。また実験の協賛企業の広告を掲載するなど、広告スペースとして活用する可能性についても実験を行う。10月からはウォールペイント実験をもとに市民の意向調査を実施するとともに実験参加者を募集し、来年2月をめどに意見交換ワークショップを開催し、壁画の更新や歩道空間の管理、野毛・戸部地区の活性化なども含めた今後の展開を模索していく。Rocco Satoshi氏は1970年代後半に同壁面に初めて壁画を描き、ウォールペイントの創始者として知られるアーティストで、平成11年度横浜文化賞奨励賞を受賞している。

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