ZAIM本館（横浜市中区日本大通）1階「交流サロン」で7月28日、「AANポートフォリオ・ミーティングvol.1アーティストのプレゼンテーションを考える」が開催される。

　同イベントは、美術館や画廊と異なる領域（オルタナティブ）でアート活動をしている組織や個人とのネットワークからアートシーンの活性化を図る「Art Autonomy Network（AAN）」の主催で、自身の作品について言葉や資料を用いてどう伝えたらよいのか、アーティストにとって避けては通れない重要な課題といえる「プレゼンテーション」と「ポートフォリオ」（アーティスト資料）の役割と方法について考えるもの。

　第1部は、映像作家の小泉明郎さんによる新作上映や芹沢高志さん（P3 art and environment、横浜トリエンナーレ2005キュレーター）、遠藤水城さん（キュレーター、アーカスディレクター）など海外経験のあるアーティストやキュレーターを交えた実践型ディスカッションを開催。プレゼンテーションのテクニック、失敗談や秘訣について学ぶ。第2部は、会場に集まったアーティストが実際にプレゼンテーションを行い、ゲストを交えて意見交換を行う。

　AANの担当者は「今後も継続して開催する予定。アーティストの実際の活動を知る機会なので、学生やアートサポーター、アートファンなど、幅広く参加してほしい」と話している。

　開催は14時から。18時～21時はAAN事務所（中区住吉町）で「交流会」を開催する。入場料は1,000円。問い合わせはAAN（TEL 045-662-4060、info@a-a-n.org ）まで。

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