都内を中心に飲食店経営を手がけるケーズカラナリープランニング(東京都品川区)は8月6日、希少な国内産軍鶏(しゃも)料理を提供する「軍鶏郭茶寮」(横浜市中区太田町)をオープンする。
店舗面積は32坪、席数は50席。同店は、「匠ダイニング」など9店舗を展開する同社が、和風ダイニングバー「藍ノ月 横浜関内店」に続き横浜に2店舗目として出店するもので、国内産軍鶏肉約5種や小規模生産者から取り寄せたテロワールワインを提供するのが特徴。2階建て店内は、オリエンタルリゾートをテーマに、自然木とオイルランプの光で「癒しの空間」を演出する。
メニューは、東京都畜産試験場が商品化に10年かけたという地鶏「東京軍鶏」や地鶏品評会で1位を獲得した「奥久慈軍鶏」、軍鶏と名古屋コーチンを掛け合わせた信州しなの農園の「信州黄金軍鶏」などを使用した「四大軍鶏串の炭火焼盛り合わせ」(1,800円)、「石焼き軍鶏の親子丼」(800円)などを提供する。ワインは、チリ産ワイン「コノスル・オーガニック・シャルドネ」(3,200円)ほか。客単価は5,500円を見込む。
同店の渡辺プロデューサーは「関内に出店して、横浜には食事やお酒にこだわりのある方が多いと感じた。そんな感性の豊かな地元の方に新しい情報を提供できればと思い出店を決めた」と話している。
営業時間は17時~24時。日曜定休。