JRAの関係団体である馬事文化財団が運営する、根岸競馬記念公苑「馬の博物館」(中区根岸台1)では、9月11日より10月24日まで、秋季特別展「馬と人を結ぶもの‐鞍の世界‐」を開催する。同展では、東西の特徴的な鞍を用途別に紹介し、あわせて螺鈿や蒔絵などの意匠が施された日本美術工芸品としての鞍の魅力を紹介する。期間中の10月9日14時より東京国立博物館上席研究員の小松大秀氏を招き「日本の鞍」の講演を予定。また、10月17日には「JRA創立50周年記念馬事イベントデー 馬とのつどい2004」を開催する。南部駒踊り(青森県石沢)、流鏑馬(武田流弓馬道本部)、五宮神社花馬祭り(長野県)といった伝統馬事芸能を紹介する予定。開館時間は、10時より16時30分。入館料は大人200円 高校生100円 小中学生30円。問合わせは馬の博物館(TEL 045-662-7581)まで。馬の博物館