赤レンガ倉庫(横浜市中区新港)と横浜市開港記念会館(中区本町)で9月3日~16日まで、「横浜国際フォトジャーナリズム・フェスティスバル2007」が開催される。
同フェスティバルは、フォトジャーナリズム誌「DAYS JAPAN」発行人の広河隆一さんが中心となって初めて開催するもので、写真の展示や国内外からフォトジャーナリストを招いてワークショップを行い、「フォトジャーナリズムの今」を考える。
会場では、江川紹子さん(ジャーナリスト)や斎藤美奈子さん(文芸評論家)らを招いて日本の大手メディアが真実を語らなくなったのはなぜかを問う「どうなってんの日本のメディア」や、フォトジャーナリストのロバート・キャパが創設した写真家集団「マグナム」によるプレゼンテーション、本年度のピューリッツァ賞受賞者であるレネ・C・バイヤーさん(フォトジャーナリスト)を招いて写真の解説や撮影会など多数イベントを開催する。
同フェスティバル実行委員会は「単なる写真展ではなく、日本中のフォトジャーナリズムを目指す人々が集まるイベントを目指し、展示以外にもさまざまな企画を予定している」と話している。
開催時間は、11時~21時(初日は17時から、最終日は17時まで)。展示会場入場料は大人=500円、中・高生=300円(小学生以下は無料)。問い合わせは、同フェスティバル実行委員会事務局(TEL 03-3322-0233)まで。