横浜・山手で「ふれ手みる」をテーマに立体写真展「何んで赤」

「立体写真」を考案した松井希通さん(壁に掛かっているのが立体写真)

「立体写真」を考案した松井希通さん(壁に掛かっているのが立体写真)

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 元町公園内のエリスマン邸(横浜市中区元町)で9月13日より、「立体写真」を考案し「ふれ手みる」をテーマに作品を発表する松井希通さんの写真展「何んで赤」が開催されている。

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 松井希通さんは日本テレビの映画部でドキュメンタリー番組の制作などを経て、視聴覚障害者のための福祉事業に対する後援を行う同社系列「愛の小鳩事業団」の運営に関わったことをきっかけに、視覚障害のある人にも写真を楽しんでもらいたいという思いから特殊印刷で写真の色濃度によって凹凸をつけた「立体写真」を考案した。

 同展は、「命」をテーマに元町や鎌倉などの風景を撮った作品17点と、6点の「立体写真」を展示する。

 最近は「錆び」をモチーフにした作品を発表している松井さんは「『命』をテーマにさまざまな写真を撮ってきて、突き詰めた結果『錆び』に興味を持つようになった。今回はそこからさらに発展して生命が発する『赤』を表現した」と話す。

 開催は9時30分~16時30分。入場無料。9月18日まで。

エリスマン邸

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