スリーエフ(横浜市中区日本大通)が8月から発売している横浜・山手のレストラン「ドルフィン」のメニューを再現した「YOKOHAMAドルフィンソーダ」が人気を集めている。
「ドルフィン」は、1961年創業のカフェレストランで、海が見みわたせるという立地からも話題を呼び、松任谷由実さんの「海を見ていた午後」(1974年)の歌詞に同店のメニュー「ドルフィンソーダ」が登場したことでも知られる。
スリーエフでは、7・8月に地サイダーの販売など昭和30年代の炭酸飲料を企画販売してきた。ドルフィンソーダはシリーズ第4弾となる商品で、「ドルフィン」のメニューを再現して天然メロン果汁を使用したのが特徴。販売は4,000本限定で、価格は147円(500ミリリットル)。
同社の広報担当者は「問い合わせも多く、当初の予想よりも早く販売数量が終了する見込み。20代後半~30代のお客様に受けがよく、炭酸飲料全体では前年の10パーセントほど売り上げを伸ばした」と話している。